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踊ってるようなそうでないような兄弟
踊る(?)兄弟完結編
「・・・何、今の」
「・・・・」
何も言わず、エドワードは音楽に合わせて動きだした。
腰を強く捉えられているから、アルフォンスは自然エドワードについて踊る格好になる。
ふわふわと、レースのついた大きなスカートが揺らめく。
場内の音楽はピアノの独奏、照明はワイン色に薄暗い。
踊るというよりも体をくっつけて二人で揺れてるみたいだなあ。
とアルフォンスはぼんやり考えた。
「・・・怒ってる?」
「何を」
エドワードの、掠れたような声音に驚いた。
だって今日は、行方をくらまして、隠れて女装させられて、
連れまわしてしまった上に強引にキスしてしまったりほんとに色々どたばただったのに。
どんなに怒っているのかと思ったらひどく安心したように、小さく息を吐き出してくる。
アルフォンスの肩口に、顎を乗せて、より強く腰を引き寄せた。
「まだ、ほっせえなあ。」
「・・・・」
体のことだろうか。もっと大きくなれってことかな?
アルフォンスは言葉をなくしてただエドワードが踊るに任せた。
なんだか途方もなく切なくなってくる。
額に当たってくるエドワードの前髪、ふんわりと兄の香りが漂って、タキシードの袖をぎゅっと掴んだ。
「すぐに大きくなるように頑張るよ」
アルフォンスの言葉に、肩口に載せた顔は軽やかに呼吸だけで笑った。
「いいよ、そのまんまで。充分だ」
両手がゆっくりと背中にまわされたから、アルフォンスも何となく、細い両手を兄の背中に預けた。
音楽が紡ぎだされていく。
とぎれとぎれなのに、しっかりとはじかれ音を運んでくる。
そっと眼を閉じると、なんだか兄と二人だけで旅をしていたころのような気分が、妙にしてきた。
懐かしいな。
眼を閉じたままほほ笑んだ。
ピアノはまだ、優しく鳴り響いている。
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アルタン、しかっりして!すっかりはぐらかせれてるよ・・・!!!
遅くなりました、短いですけれどもどうぞご笑納くださいませ・・・(土下座)
ご訪問、拍手、コメント、本当にいつもありがとうございます!
心をこめて
こな
ちなみに、以前献上したスーツで踊る兄弟はこちら!

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